2011年10月29日

大堀タミノ詩集

<大堀タミノ詩集> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 みんなの人生を至福にする百の詩集(31)

 「空の道」  大堀タミノ詩集 編集工房ノア 2009年 1600円+税
                   A5版 13篇 62ページ

       内なる宇宙持つが故、日々の暮らしに奥深さを見出す。
       決して言葉が先立たず、深き理を見出そうとしている。

       「深遠な玄米」

<単調で耳ざわりな音 炊飯器のごはんが炊き上がった となりの部屋に
 眠る耳を起さねばならない 米が立ち上がって知らせる 薄っすらと
 半透明になって炊けた米は 泡をぶつぶつ跳ねあがらせることもなく
 何かを堪えているかのように静かだ 殻を脱いだ米を  「玄米」と人は呼ぶ

 玄とは何か 玄は「黒色 微妙で深遠な理」と 辞典に記されている
 玄と言う現象があって玄米があるのか 最初に米があって玄が発生するのか
 ぐるぐる廻る 思考 幽玄も 玄義も 同じ種から たんぼから ----------->

       そもそも食物にも身体にも石、砂にも何にでも内なる宇宙
       がある。玄米にも宇宙があるから、食べて健康に良い。
       放射能を帯びていない玄米は、放射能排泄作用もあると
       のこと。玄米パワー。  


Posted by nakao at 22:27Comments(0)芸術

2011年10月29日

詩人の自家発現

<詩人の自家発現> 記 中尾彰秀           詩人、ピアニスト、ヒーラー

 「アンソロジー風Ⅹ」に基ずいて
 「雑感アンソロ」1~10 をやっと終えた。
 投稿された142篇全てを評することは出来ぬまま。
 受賞の二人(青木はるみ、藤谷恵一郎)と世話人(左子真由美、佐古祐二、蔭山辰子
 近藤摩耶、中尾彰秀)をあえて外して。
 しかし、
 詩を通じた熱い魂と普遍性を、伝えることが出来たと確信している。

 詩人は独自性を生かして、どんどん他のいろんな分野に出でるべく
 言葉はその為の基になる。アンソロジーはその可能性を、示唆している。
 意味と言う地平では、あらゆる意味を詩は持っているから。  


Posted by nakao at 21:47Comments(0)芸術