2009年11月20日
虹と「和歌山詩まつり」
<虹と「和歌山詩まつり」> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
2009年11月18日(水)午後3時40分
約5分間の見事な虹が出た
鮮やかな2重の
端から端まで七色
これだけくっきりしたものは
初めてである
すごく得をした気がする
青色は食欲を浄化したり
黄色は注意力を精神の方に向かわせたり
紫色は静かな流れを魂に引き込んだり
緑色はこの世の安全を強化してくれたり
にじむから虹
遠方で雨降りながら陽の差す
そう言ってしまえば元も子もない
ところで
地球と同じく
我々人間も
美しき虹のごとき
いやそれ以上に貴い
詩語や音楽の旋律が
出現する事がある
それに触れると
誰しもが心を洗われる
2009年12月13日(日)
午前11時~午後4時30分
「緑風舎」(℡073-455-2313)での「和歌山詩まつり(2)」
テーマは EARTHPOEMな時間
詳細は別項を
ライフ&ライブコンサルタント
2009年11月18日(水)午後3時40分
約5分間の見事な虹が出た
鮮やかな2重の
端から端まで七色
これだけくっきりしたものは
初めてである
すごく得をした気がする
青色は食欲を浄化したり
黄色は注意力を精神の方に向かわせたり
紫色は静かな流れを魂に引き込んだり
緑色はこの世の安全を強化してくれたり
にじむから虹
遠方で雨降りながら陽の差す
そう言ってしまえば元も子もない
ところで
地球と同じく
我々人間も
美しき虹のごとき
いやそれ以上に貴い
詩語や音楽の旋律が
出現する事がある
それに触れると
誰しもが心を洗われる
2009年12月13日(日)
午前11時~午後4時30分
「緑風舎」(℡073-455-2313)での「和歌山詩まつり(2)」
テーマは EARTHPOEMな時間
詳細は別項を
2009年11月18日
12月13日「和歌山詩まつり(2)」
< 12月13日(日)「和歌山詩まつり(2)」 > 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト
ヒーラー・ライフ&ライブコンサルタント
12月は師走、普段ゆっくり歩く亀すらも
走るって本当?
あなたはご存じですか
奈良平安の万葉時代の前に
万亀時代てのがあって
片男波の干潟を亀がウジャウジャ
たぶん 海亀でしょう
玉津島神社の立札を読んだのですが
ところで
この忙しい12月13日(日)に
飛びっきり楽しい創造的な
世の中に あなたに 幸せを運ぶイベントをします
「和歌山詩まつり(2)」
午前11時~午後4時30分
「緑風舎」にて
南海和歌山市駅東第一踏切北、北島橋渡るすぐ西前
入場 1000円
関西で活躍中の詩人達を中心に、
詩朗読・ピアノ奏・ギター奏・絵画展
そのセッションをいたします。
あくまで、単独のものをするのではなく
紅葉や広々とした空間やこの地球までをも
一体にした抒情溢れる美しい芸術なのです。
全国的にも珍しい貴重なイベントとなるでしょう。
主催 「 EARTHPOEMPROJECT」 代表 中尾彰秀
℡fax 0734227248
ヒーラー・ライフ&ライブコンサルタント
12月は師走、普段ゆっくり歩く亀すらも
走るって本当?
あなたはご存じですか
奈良平安の万葉時代の前に
万亀時代てのがあって
片男波の干潟を亀がウジャウジャ
たぶん 海亀でしょう
玉津島神社の立札を読んだのですが
ところで
この忙しい12月13日(日)に
飛びっきり楽しい創造的な
世の中に あなたに 幸せを運ぶイベントをします
「和歌山詩まつり(2)」
午前11時~午後4時30分
「緑風舎」にて
南海和歌山市駅東第一踏切北、北島橋渡るすぐ西前
入場 1000円
関西で活躍中の詩人達を中心に、
詩朗読・ピアノ奏・ギター奏・絵画展
そのセッションをいたします。
あくまで、単独のものをするのではなく
紅葉や広々とした空間やこの地球までをも
一体にした抒情溢れる美しい芸術なのです。
全国的にも珍しい貴重なイベントとなるでしょう。
主催 「 EARTHPOEMPROJECT」 代表 中尾彰秀
℡fax 0734227248
2009年11月18日
概要「和歌山詩まつり(2)」
< 概要 「和歌山詩まつり(2)」 > 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
今回の全体のテーマは、「EARHPOEMな時」
地球一体の愛と平和の魂を、掘り下げつつ広める意味合いです。
日時 2009年12月13日(日) 午前11時~4時30分
場所 「緑風舎」 640-8402 和歌山市野崎165
℡ 073-455-2313
各参加入場 1000円
大ギャラリー、大庭園を利用させていただく事になりました。
ゆったりとした、イベント時間の中で、紅葉と詩と音楽と絵画は
いかに結びついて一体となるか。
きっと、貴方の人生において、いかなる宝石よりも、さらに輝く
極上の癒しの一時となるでしょう。
出演 永井ますみ 中川たつ子 中尾彰秀 原発がこわい女たちの会
林メグ くりはらゆうこ 佐古祐二 左子真由美 土みゆ子 尾崎まこと
北村真 橋爪さち子 名古きよえ くりすたきじ 高丸もと子 安森ソノ子
岡本清周 指方伝重郎 下前幸一 蔭山辰子 おれんじゆう
後援 詩誌「PO」 、出版社 竹林館、編集工房MO吉、きのくに詩話会
「詩を朗読する詩人の会”風”」、森羅通信、「原発がこわい女たちの会」
主催 「EARTHPOEMPROJECT」代表 中尾彰秀
641-0041 和歌山市堀止南ノ丁3の19
℡fax 0734227248
ブログ詩誌 http://earthpoemproject.ikora.tv/
ライフ&ライブコンサルタント
今回の全体のテーマは、「EARHPOEMな時」
地球一体の愛と平和の魂を、掘り下げつつ広める意味合いです。
日時 2009年12月13日(日) 午前11時~4時30分
場所 「緑風舎」 640-8402 和歌山市野崎165
℡ 073-455-2313
各参加入場 1000円
大ギャラリー、大庭園を利用させていただく事になりました。
ゆったりとした、イベント時間の中で、紅葉と詩と音楽と絵画は
いかに結びついて一体となるか。
きっと、貴方の人生において、いかなる宝石よりも、さらに輝く
極上の癒しの一時となるでしょう。
出演 永井ますみ 中川たつ子 中尾彰秀 原発がこわい女たちの会
林メグ くりはらゆうこ 佐古祐二 左子真由美 土みゆ子 尾崎まこと
北村真 橋爪さち子 名古きよえ くりすたきじ 高丸もと子 安森ソノ子
岡本清周 指方伝重郎 下前幸一 蔭山辰子 おれんじゆう
後援 詩誌「PO」 、出版社 竹林館、編集工房MO吉、きのくに詩話会
「詩を朗読する詩人の会”風”」、森羅通信、「原発がこわい女たちの会」
主催 「EARTHPOEMPROJECT」代表 中尾彰秀
641-0041 和歌山市堀止南ノ丁3の19
℡fax 0734227248
ブログ詩誌 http://earthpoemproject.ikora.tv/
2009年11月18日
意義「和歌山詩まつり」
< 意義 「和歌山詩まつり」 > 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
古代にては
音がまずあり
そののち
言葉が
出現した
恐らく数千年は
音が言葉であったろう
ほんのイントネーションの違いで
マルぺケ上下正反対の
あるいは一唸りで
深い愛を打ち明ける
詩とは
書かれ言葉に止まらず
発声される音楽
新たに奏じられる音楽イコール詩
その意味で古代からをもひっくるめた
人間の生き方生きざま
けなげに出でるのが詩なのだ
なお、魂の奥域から浄化しつつ
現代詩とも創造音楽とも
「和歌山詩まつり」は
和歌山市和歌山県だけの為のものではない
「EARTHPOEM」の名目ひっさげ
世界へ発信!!
ライフ&ライブコンサルタント
古代にては
音がまずあり
そののち
言葉が
出現した
恐らく数千年は
音が言葉であったろう
ほんのイントネーションの違いで
マルぺケ上下正反対の
あるいは一唸りで
深い愛を打ち明ける
詩とは
書かれ言葉に止まらず
発声される音楽
新たに奏じられる音楽イコール詩
その意味で古代からをもひっくるめた
人間の生き方生きざま
けなげに出でるのが詩なのだ
なお、魂の奥域から浄化しつつ
現代詩とも創造音楽とも
「和歌山詩まつり」は
和歌山市和歌山県だけの為のものではない
「EARTHPOEM」の名目ひっさげ
世界へ発信!!
2009年11月18日
未来「和歌山詩まつり」
< 未来 「和歌山詩まつり」 > 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
世の中、芸術は多々あれど、人間の生き方に最も直接関与するのが詩。
具体的な生き方を、抒情豊かに、豊かな人間性で描くことができる。
この大イベントの、主催者「EARTHPOEMPROJECT」(代表・中尾彰秀)は、
それがゆえに、これからの日本の世界の人間の在り方について、どんどん
言及する事になるでしょう。もちろん、これまでも若干言及しておりますが。
正しいことに基ずいた、表現の自由は、民主主義の最大の美徳である。
「和歌山詩まつり」に出演される、関西を中心に活躍する現役の詩人達を、
私は大いに誇りに思っている。
ライフ&ライブコンサルタント
世の中、芸術は多々あれど、人間の生き方に最も直接関与するのが詩。
具体的な生き方を、抒情豊かに、豊かな人間性で描くことができる。
この大イベントの、主催者「EARTHPOEMPROJECT」(代表・中尾彰秀)は、
それがゆえに、これからの日本の世界の人間の在り方について、どんどん
言及する事になるでしょう。もちろん、これまでも若干言及しておりますが。
正しいことに基ずいた、表現の自由は、民主主義の最大の美徳である。
「和歌山詩まつり」に出演される、関西を中心に活躍する現役の詩人達を、
私は大いに誇りに思っている。
2009年11月18日
楽しみ方「和歌山詩まつり(2)」
< 楽しみ方 「和歌山詩まつり(2)」 > 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト
ヒーラー・ライフ&ライブコンサルタント
2009年12月13日(日) 午前11時~午後4時30分
「緑風舎」 和歌山市野崎165 ℡073-455-2313
入場 1000円 (おつりは用意していません)
お好きな時間に、普段着でお越しください。はたして、来られた時どんな出演か、
お楽しみに。
{詩朗読+音楽}のセッションを中心にして
ここに来るだけで、幸せになるような
広大な庭園の紅葉が
満面の笑顔で
地球を引き連れ
あなたを
我々を
見守ってくれています
すばらしいものは一人占めせずに
分かち合いましょう
ぜひ友人知人御家族をお誘いください
また、来られなかった方の為に
後で、教えてあげて下さいね
ヒーラー・ライフ&ライブコンサルタント
2009年12月13日(日) 午前11時~午後4時30分
「緑風舎」 和歌山市野崎165 ℡073-455-2313
入場 1000円 (おつりは用意していません)
お好きな時間に、普段着でお越しください。はたして、来られた時どんな出演か、
お楽しみに。
{詩朗読+音楽}のセッションを中心にして
ここに来るだけで、幸せになるような
広大な庭園の紅葉が
満面の笑顔で
地球を引き連れ
あなたを
我々を
見守ってくれています
すばらしいものは一人占めせずに
分かち合いましょう
ぜひ友人知人御家族をお誘いください
また、来られなかった方の為に
後で、教えてあげて下さいね
2009年11月17日
奥義
<<< 奥義 >>> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
詩というものは、書き手に都合よくできている。既に人生の奥深い答えを得ている
者と、悩みのただなかに居るものが、平等に機会を得る。並んだからと言って、しかし
答えを押しつけてはいけません。私が正当だと主張すれば、喧嘩になるから。要は、
主張せずに、きちっと言うことを言っている、言葉のニュアンスが大切なのだ。かつて
の偉いお方が言っている。和をもって貴しとなすべし。
私は「変人」(変態と違う)と言ったり、「どういうわけか」ととぼけたりして、人を油断さ
せる。これを、奥義と言う。
「どどどどどういうわけか」
<「いく」は「行く」でなく 「逝く」でないといい詩にならない 先輩詩人が教えてくれた
成程 成程 他人が死んだら使いましょう 私が死んだらやっぱり「行く」 人生いつど
こでどんな死に方をしようが 宇宙一体既に成就の満足 道途上折れる人生の「逝く」
など まっぴらごめん 水平線を多次元を真っ直ぐに 弾ねる「行く」を 使いましょう
・・・・・ ここに今座している喫茶レストランの眼前に ・・・・・・巨大パラボラアンテナ・・
・・・・・ 掌の汗ふく要領で ポケットに掌入れると ふとわがポケット詩集懐かしく
水色表紙のうねりの実在 帰宅するやいなや読み直す 詩集「うちゅういち」(竹林館、
800円+税、第2版) どどどどどいうわけかいきなり 真夏の冷水のごときしぶき上が
り 眼に飛び込む「郵便局員の洞察」・・・・・・・・ ここにこうしてあるがまま とうにやって
来ている 大いなるもの ・・・・・ >
「どどどどどういうわけか」 という詩の掲載されている
アンソロジーは、「きのくに詩集(1)」(きのくに詩人会、
定価500円)-----32篇、21名。
上記アンソロジーも、詩集「うちゅういち」も、購入は下記へ
郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 各定価+送料一回に付き200円
ライフ&ライブコンサルタント
詩というものは、書き手に都合よくできている。既に人生の奥深い答えを得ている
者と、悩みのただなかに居るものが、平等に機会を得る。並んだからと言って、しかし
答えを押しつけてはいけません。私が正当だと主張すれば、喧嘩になるから。要は、
主張せずに、きちっと言うことを言っている、言葉のニュアンスが大切なのだ。かつて
の偉いお方が言っている。和をもって貴しとなすべし。
私は「変人」(変態と違う)と言ったり、「どういうわけか」ととぼけたりして、人を油断さ
せる。これを、奥義と言う。
「どどどどどういうわけか」
<「いく」は「行く」でなく 「逝く」でないといい詩にならない 先輩詩人が教えてくれた
成程 成程 他人が死んだら使いましょう 私が死んだらやっぱり「行く」 人生いつど
こでどんな死に方をしようが 宇宙一体既に成就の満足 道途上折れる人生の「逝く」
など まっぴらごめん 水平線を多次元を真っ直ぐに 弾ねる「行く」を 使いましょう
・・・・・ ここに今座している喫茶レストランの眼前に ・・・・・・巨大パラボラアンテナ・・
・・・・・ 掌の汗ふく要領で ポケットに掌入れると ふとわがポケット詩集懐かしく
水色表紙のうねりの実在 帰宅するやいなや読み直す 詩集「うちゅういち」(竹林館、
800円+税、第2版) どどどどどいうわけかいきなり 真夏の冷水のごときしぶき上が
り 眼に飛び込む「郵便局員の洞察」・・・・・・・・ ここにこうしてあるがまま とうにやって
来ている 大いなるもの ・・・・・ >
「どどどどどういうわけか」 という詩の掲載されている
アンソロジーは、「きのくに詩集(1)」(きのくに詩人会、
定価500円)-----32篇、21名。
上記アンソロジーも、詩集「うちゅういち」も、購入は下記へ
郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 各定価+送料一回に付き200円
2009年11月16日
至上のピアノ奏
<<< 至上のピアノ奏 >>> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
2007年1月13日
田辺の南方熊楠会館へ行く前日
さして寒くもないまま夜は更け
おりしも私の誕生日
胸騒ぎのやたらする
そして鍵盤に向かったのだ
世界に献上された
30分の7曲は
この時出来た
とてつもない哀愁帯び
懐かしいしかし唯一のサウンド
CD「南方熊楠へのオマージュ」(13曲、60分)に収録した
「南方熊楠へのオマージュ」(ピアノソロ、即興)
中尾彰秀詩集「龍の風」(定価3000円、竹林館)に付属するCD
つい先日思ったのだ
これ以上の演奏もう出来ないのではと
こんな弱気と言うなかれ
20数年前
自らのインプロヴィゼイション
同じものは2度と出来ないと思って
自殺を考えたこともある
しかし
波動を理解する東京芸大の教授
小泉文夫氏の理論によって
これこそが本物と判明
--------- 宇宙一体波動エネルギーに満たされた詩と音楽 ---------
中尾彰秀詩集 「龍の風」 A5版 27篇 128頁 ピアノCD付き
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価3000円+送料200円
ライフ&ライブコンサルタント
2007年1月13日
田辺の南方熊楠会館へ行く前日
さして寒くもないまま夜は更け
おりしも私の誕生日
胸騒ぎのやたらする
そして鍵盤に向かったのだ
世界に献上された
30分の7曲は
この時出来た
とてつもない哀愁帯び
懐かしいしかし唯一のサウンド
CD「南方熊楠へのオマージュ」(13曲、60分)に収録した
「南方熊楠へのオマージュ」(ピアノソロ、即興)
中尾彰秀詩集「龍の風」(定価3000円、竹林館)に付属するCD
つい先日思ったのだ
これ以上の演奏もう出来ないのではと
こんな弱気と言うなかれ
20数年前
自らのインプロヴィゼイション
同じものは2度と出来ないと思って
自殺を考えたこともある
しかし
波動を理解する東京芸大の教授
小泉文夫氏の理論によって
これこそが本物と判明
--------- 宇宙一体波動エネルギーに満たされた詩と音楽 ---------
中尾彰秀詩集 「龍の風」 A5版 27篇 128頁 ピアノCD付き
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価3000円+送料200円
2009年11月16日
カバと詩人の掌
<<< カバと詩人の掌 >>> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
あと一歩で天に届く11階建てビル
ゆらりゆらり屋上から
千の掌万の掌
大層なにぎわいの中
流れの切れ目を狙って
2階の書店に移動し
やっとのことで辿り着く
04と記された
縦横1.5メートルの詩集コーナー
しかし 詩集はなかった
少なくとも 生きた詩集はなかった
ただ私は
目撃する
青空仰ぎ 荒野拡がる
真っ白な絶壁の突端で
ずーと以前から
本当の詩を待ち望む
一頭のカバが
大口開けているのを
私は
掌を差し入れ一言
ピアノ弾く詩人の掌ですが
ライフ&ライブコンサルタント
あと一歩で天に届く11階建てビル
ゆらりゆらり屋上から
千の掌万の掌
大層なにぎわいの中
流れの切れ目を狙って
2階の書店に移動し
やっとのことで辿り着く
04と記された
縦横1.5メートルの詩集コーナー
しかし 詩集はなかった
少なくとも 生きた詩集はなかった
ただ私は
目撃する
青空仰ぎ 荒野拡がる
真っ白な絶壁の突端で
ずーと以前から
本当の詩を待ち望む
一頭のカバが
大口開けているのを
私は
掌を差し入れ一言
ピアノ弾く詩人の掌ですが
2009年11月15日
航跡消えず(2)
<<< 航跡消えず(2) >>> 詩評 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
------ あなたの人生を至福にする百の詩集(31) ------
「 航跡消えず(2) 」 柳原省三詩集 私家版 非売品 発行2009年 24篇
堅実さにほっとさせられる詩集。常識と良識を、決して踏み外さず
幻想に走らず、ジョーク大好き。哀愁にふっとうなずく。元外航船員
の現農業家詩人。
船の上にも世俗はあり、人間同士のせめぎ合いは当然のごとく、
あった模様だが、いかなる場合もやさしく見つめる詩人の器の大き
さを思わせられる。出世を取らず人間性を選んだ上司の描写など興
味深い。
「 美しい人よ 」
<容姿の美しい女性は心も美しい 外容整えば内容もそれに従うと 力説していたのは
船の嫌われ者船長 船の長になれば 人間性も一番勝れていると 暗に部下にいいた
かったらしい そんな傑出した二人の船長がいて 当社の嫌われ者横綱は 猛烈に
お互いの悪口を言い合っていた 一方こそ社内一の嫌われ者であり 反対に自分には人
望があると 口答えできない部下に主張している 部下から見ればどっちもどっち
心の中であざ笑っているのだが それでも微妙に好みをつけていた 両者の共通点は上
にへつらい 下にやたらに威張り散らすこと 根っからの軽薄人間である けれども
この世に栄えるのは どうもそんな人間であるらしい 部下思いの人望のある船長は 会社
が安い外国人船員を雇用するため 真面目に働く部下の首切りを始めると 部下を守って
真っ先に首を切られた>
ライフ&ライブコンサルタント
------ あなたの人生を至福にする百の詩集(31) ------
「 航跡消えず(2) 」 柳原省三詩集 私家版 非売品 発行2009年 24篇
堅実さにほっとさせられる詩集。常識と良識を、決して踏み外さず
幻想に走らず、ジョーク大好き。哀愁にふっとうなずく。元外航船員
の現農業家詩人。
船の上にも世俗はあり、人間同士のせめぎ合いは当然のごとく、
あった模様だが、いかなる場合もやさしく見つめる詩人の器の大き
さを思わせられる。出世を取らず人間性を選んだ上司の描写など興
味深い。
「 美しい人よ 」
<容姿の美しい女性は心も美しい 外容整えば内容もそれに従うと 力説していたのは
船の嫌われ者船長 船の長になれば 人間性も一番勝れていると 暗に部下にいいた
かったらしい そんな傑出した二人の船長がいて 当社の嫌われ者横綱は 猛烈に
お互いの悪口を言い合っていた 一方こそ社内一の嫌われ者であり 反対に自分には人
望があると 口答えできない部下に主張している 部下から見ればどっちもどっち
心の中であざ笑っているのだが それでも微妙に好みをつけていた 両者の共通点は上
にへつらい 下にやたらに威張り散らすこと 根っからの軽薄人間である けれども
この世に栄えるのは どうもそんな人間であるらしい 部下思いの人望のある船長は 会社
が安い外国人船員を雇用するため 真面目に働く部下の首切りを始めると 部下を守って
真っ先に首を切られた>
2009年11月14日
約200の
<<< 約200の >>> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
けなげにも
約200のfaxを
毎月無料で贈っている
「詩を朗読する詩人の会”風”」
現406回 第三日曜日 午後5~7時
天王寺の喫茶「スワン」 ℡0666244331
のお知らせをきっかけにして
簡易明瞭に世界・人間の
深き真実を伝えているのだ
それぞれ自ら作った詩
それぞれ自ら作った音楽
様々な展開を楽しみつつ
このfax詩誌名は 「EARTHPOEM」 既刊99号
御希望の方はご連絡ください
出版者 中尾彰秀
℡ fax 0734227248
ライフ&ライブコンサルタント
けなげにも
約200のfaxを
毎月無料で贈っている
「詩を朗読する詩人の会”風”」
現406回 第三日曜日 午後5~7時
天王寺の喫茶「スワン」 ℡0666244331
のお知らせをきっかけにして
簡易明瞭に世界・人間の
深き真実を伝えているのだ
それぞれ自ら作った詩
それぞれ自ら作った音楽
様々な展開を楽しみつつ
このfax詩誌名は 「EARTHPOEM」 既刊99号
御希望の方はご連絡ください
出版者 中尾彰秀
℡ fax 0734227248
2009年11月14日
見晴るかすに
<<< 見晴るかすに >>> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
余り誉められたものではない
世の文化芸術
見晴るかすに
猫も杓子も忘れている
創造的なもの
自分の言葉
自分のフレーズ
自分のリズム
今こそ浮上するのだ
世界唯一オリジナルの詩と音楽
朗読によって書かれ言葉は
闇より翻って光に
羽ばたいてはついに
万物一体となるもの
詩と音楽とのセッション
有と無の境界もろとも
狂おしくも中和する
毎月全国に無料で
200fax送する詩誌
「EARTHPOEM」を思う
ライフ&ライブコンサルタント
余り誉められたものではない
世の文化芸術
見晴るかすに
猫も杓子も忘れている
創造的なもの
自分の言葉
自分のフレーズ
自分のリズム
今こそ浮上するのだ
世界唯一オリジナルの詩と音楽
朗読によって書かれ言葉は
闇より翻って光に
羽ばたいてはついに
万物一体となるもの
詩と音楽とのセッション
有と無の境界もろとも
狂おしくも中和する
毎月全国に無料で
200fax送する詩誌
「EARTHPOEM」を思う
2009年11月12日
端緒は
<<< 端緒は >>> 詩 中尾彰秀
「詩を朗読する詩人の会”風”」
の紹介に止まってはいかん
真昼に大空を
クルクル回って
いつも人間の頭を識別する
トンビがトンビな声で言った
人間語としては
端緒
2001年3月”風”第309回
ゲスト 堀諭さん の時
さわやかな春の風を
懐に一杯溜めて
ほとんど踊りながら
口笛吹いて
世の経済が泡弾け吹き飛ぶ頃
「EARHPOEM」第一号は
出版となった
他のぜひ知ってもらいたい
文化芸術を合わせて載せる
一つのCМで二つの記載
この手法は間もなく
世の企業に真似られた
「詩を朗読する詩人の会”風”」
の紹介に止まってはいかん
真昼に大空を
クルクル回って
いつも人間の頭を識別する
トンビがトンビな声で言った
人間語としては
端緒
2001年3月”風”第309回
ゲスト 堀諭さん の時
さわやかな春の風を
懐に一杯溜めて
ほとんど踊りながら
口笛吹いて
世の経済が泡弾け吹き飛ぶ頃
「EARHPOEM」第一号は
出版となった
他のぜひ知ってもらいたい
文化芸術を合わせて載せる
一つのCМで二つの記載
この手法は間もなく
世の企業に真似られた
2009年11月12日
これからの詩誌「EARTHPOEM」
<<< これからの詩誌「EARTHPOEM」 >>> 詩 中尾彰秀
太陽も月も昇り
地球は廻り
まだまだこれから
ヤッホー
まだまだこれからだよ~ん
詩誌「EARTHPOEM」既刊99号
直訳 地球の詩
30年前 ヨゼフ・ボイス氏が
木を千本植えて
地球一体の現代美術をしてた
そこらあたりから
この称名は思いついた
太陽も月も昇り
地球は廻り
ヤッホー
まだまだこれから
太陽も月も昇り
地球は廻り
まだまだこれから
ヤッホー
まだまだこれからだよ~ん
詩誌「EARTHPOEM」既刊99号
直訳 地球の詩
30年前 ヨゼフ・ボイス氏が
木を千本植えて
地球一体の現代美術をしてた
そこらあたりから
この称名は思いついた
太陽も月も昇り
地球は廻り
ヤッホー
まだまだこれから
2009年11月12日
にもかかわらず
<<< にもかかわらず >>> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
人生は
ツーカーであってはならない
しゃくし定規に
これはこれ
あれはあれ
パターンを決めて
生きていると
枠を超えた本物を
逃がすから
あらゆるものを癒す力
一見訳解らぬが
ほのぼのと包んでくれている
柔らかきもの
意味以前の大自然
にもかかわらず
ツーカーfaxで
詩誌「EARTHPOEM」贈るのは
人間の価値観超えた奇跡
たくさんあるから
ライフ&ライブコンサルタント
人生は
ツーカーであってはならない
しゃくし定規に
これはこれ
あれはあれ
パターンを決めて
生きていると
枠を超えた本物を
逃がすから
あらゆるものを癒す力
一見訳解らぬが
ほのぼのと包んでくれている
柔らかきもの
意味以前の大自然
にもかかわらず
ツーカーfaxで
詩誌「EARTHPOEM」贈るのは
人間の価値観超えた奇跡
たくさんあるから
2009年11月10日
白い地平
<<< 白い地平 >>> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
A3 長く待っている 家康
B4 しばらく待つ 秀吉
A4 ほんの少し待つ 信長
白紙は待っている
それぞれの備わった地平で
言葉をあるいは絵を
どんな表現がやってきても
受け入れ 平らかにし
一千一万一億の複製世界にばらまき
人間の欲望満たすやいなや
焼かれるものは大気となり あるいは
捨てられたのち
世界中の紙と合体し
かつての森林の湖と空の話する間もなく
押さえつけられ離別し
再び
白い地平となる
今日 なるべく長く待って
聴きとるのだ
ぺちゃくちゃチュチュぶるるんざわざわ
ライフ&ライブコンサルタント
A3 長く待っている 家康
B4 しばらく待つ 秀吉
A4 ほんの少し待つ 信長
白紙は待っている
それぞれの備わった地平で
言葉をあるいは絵を
どんな表現がやってきても
受け入れ 平らかにし
一千一万一億の複製世界にばらまき
人間の欲望満たすやいなや
焼かれるものは大気となり あるいは
捨てられたのち
世界中の紙と合体し
かつての森林の湖と空の話する間もなく
押さえつけられ離別し
再び
白い地平となる
今日 なるべく長く待って
聴きとるのだ
ぺちゃくちゃチュチュぶるるんざわざわ
2009年11月09日
きのくに詩話会(3)
<<< きのくに詩話会(3) >>> 詩評 中尾彰秀
ところで、なぜ、人間に詩は必要なのか。
その答えとして、自ら詩を書き、詩言葉を音楽に転換し
波動ピアノ奏している。
心と魂の具体化
そこに宇宙一体、
愛と平和のエネルギーが、充満する。
いつの時代に置いても、行為が答えである。
そして、その一つとして、「きのくに詩話会(3)」で、扱ったのが
北原千代詩集 「スピリトゥス」 土曜美術社 定価2000円+税
「ひらかなの町」
<足早なのにどこかとろりんと 空気のあまいおんなやおとこがいて よりみちが
すきな小学生と ぼうしがにあう少年と なぎさの遊歩道を手をつないであるく
おとしよりカップルがいて 葦笛をじょうずにふくおじさんがいて 犬に散歩させても
らってるおじょうさんがいて まんなかに みずうみといういれものがあって けわし
さも いとしさも ゆきも あめも おひさまも さけびも うおのなきがらも はなびらも
ふかいところにためている この町にかえるとふっときずく おはようも さよなら
も ひらかなだったこと みずうみにしずむものからたくされた ひらかなのこころ
どれだけのじかん旅をしてきたか あなたとなぎさをあるく 水鳥が水にあそぶ>
哀しみを帯びて在る、日々のもの。どれひとつとして
単独であるものはない。どれもこれも深い処で結びつ
いている。森羅万象と共にゆらいでいる。ひらがな言葉
は、等しくゆらいでいる。インドでは、コンニチハもさよな
もナマステ。やさしい音楽である、ひらがな。生死のかけ
橋なのであろうか。
世界のスピリチュアルを浮き立させる詩、25篇。
ところで、なぜ、人間に詩は必要なのか。
その答えとして、自ら詩を書き、詩言葉を音楽に転換し
波動ピアノ奏している。
心と魂の具体化
そこに宇宙一体、
愛と平和のエネルギーが、充満する。
いつの時代に置いても、行為が答えである。
そして、その一つとして、「きのくに詩話会(3)」で、扱ったのが
北原千代詩集 「スピリトゥス」 土曜美術社 定価2000円+税
「ひらかなの町」
<足早なのにどこかとろりんと 空気のあまいおんなやおとこがいて よりみちが
すきな小学生と ぼうしがにあう少年と なぎさの遊歩道を手をつないであるく
おとしよりカップルがいて 葦笛をじょうずにふくおじさんがいて 犬に散歩させても
らってるおじょうさんがいて まんなかに みずうみといういれものがあって けわし
さも いとしさも ゆきも あめも おひさまも さけびも うおのなきがらも はなびらも
ふかいところにためている この町にかえるとふっときずく おはようも さよなら
も ひらかなだったこと みずうみにしずむものからたくされた ひらかなのこころ
どれだけのじかん旅をしてきたか あなたとなぎさをあるく 水鳥が水にあそぶ>
哀しみを帯びて在る、日々のもの。どれひとつとして
単独であるものはない。どれもこれも深い処で結びつ
いている。森羅万象と共にゆらいでいる。ひらがな言葉
は、等しくゆらいでいる。インドでは、コンニチハもさよな
もナマステ。やさしい音楽である、ひらがな。生死のかけ
橋なのであろうか。
世界のスピリチュアルを浮き立させる詩、25篇。
2009年11月09日
あなたの人生を至福にする百の詩集(30)
<貴方の人生を至福にする百の詩集(30)> 詩評 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
「時折風にゆれて」 黄河陽子詩集 水星舎 定価2000円 2006年出版
A5版 80ページ 27篇
「 天使 」
<きょう この家に 天使がやって来た
老主婦は 天国の途中まで休みにいく
水廻りでことこととやさし気な音
部屋を出入りする 春風の気配
台所から納戸へ
裏手の戸口を開け閉めする
窓下の庭を往き来する 白いエプロン
老主婦は 熱病んで夢うつつ
老夫の入院先へ 病室のドアをノックする
この家を やんわりと包み
なにもかも引き受けて
ゆりかごを そっと休ませる
遠くで白く湯気が上がり
時間が止まる
ああ 天使よ>
いかなる人生も、祝福された命の全うだ。
時が来れば、やさしく迎えに来てくれる。何の
心配もいらない。この宇宙は、驚くべきバラン
スで、愛によって成り立っている。
ライフ&ライブコンサルタント
「時折風にゆれて」 黄河陽子詩集 水星舎 定価2000円 2006年出版
A5版 80ページ 27篇
「 天使 」
<きょう この家に 天使がやって来た
老主婦は 天国の途中まで休みにいく
水廻りでことこととやさし気な音
部屋を出入りする 春風の気配
台所から納戸へ
裏手の戸口を開け閉めする
窓下の庭を往き来する 白いエプロン
老主婦は 熱病んで夢うつつ
老夫の入院先へ 病室のドアをノックする
この家を やんわりと包み
なにもかも引き受けて
ゆりかごを そっと休ませる
遠くで白く湯気が上がり
時間が止まる
ああ 天使よ>
いかなる人生も、祝福された命の全うだ。
時が来れば、やさしく迎えに来てくれる。何の
心配もいらない。この宇宙は、驚くべきバラン
スで、愛によって成り立っている。
2009年11月06日
石佛に語る
<<< 石佛に語る >>> 詩評 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
------ あなたの人生を至福にする百の詩集(29) ------
「 石佛に語る 」 薬師川虹一 詩と写真集 出版 宮帯出版者
定価 2857円+税
日本にある石佛
万とある
いしぼとけ せきぶつ
石・岩 に掘られた仏様
「果報は寝て待て」
<というのだろうか 貴方はなんという格好で 仏の教えを受けているのか
両手の上に頭を載せ そんな変な格好で よく寝そべっていられますね
この里山には 五百の羅漢が 集まって そてぞれに瞑想しているのだが
寝そべっている羅漢は初めて見た 不謹慎だと思わないのか それとも
不謹慎などという言葉は 俗人の言葉なのだろうか でも 貴方のお陰で
なんとなく辺りが 柔らかくなってくる 難しい顔で 座っているだけが 修行
じゃない>
37の石佛
写真にし詩を添えて
出来あがった本は大層立派で
それ自体が仏の様な
今に沸騰する歴史背負って
万人の悩み喜び青空へ
敬意を表して、3句
ぶつくさと悟り言葉の石仏や
あのこの世行き来自在の石仏や
自転する巨大仏の地球かな
ライフ&ライブコンサルタント
------ あなたの人生を至福にする百の詩集(29) ------
「 石佛に語る 」 薬師川虹一 詩と写真集 出版 宮帯出版者
定価 2857円+税
日本にある石佛
万とある
いしぼとけ せきぶつ
石・岩 に掘られた仏様
「果報は寝て待て」
<というのだろうか 貴方はなんという格好で 仏の教えを受けているのか
両手の上に頭を載せ そんな変な格好で よく寝そべっていられますね
この里山には 五百の羅漢が 集まって そてぞれに瞑想しているのだが
寝そべっている羅漢は初めて見た 不謹慎だと思わないのか それとも
不謹慎などという言葉は 俗人の言葉なのだろうか でも 貴方のお陰で
なんとなく辺りが 柔らかくなってくる 難しい顔で 座っているだけが 修行
じゃない>
37の石佛
写真にし詩を添えて
出来あがった本は大層立派で
それ自体が仏の様な
今に沸騰する歴史背負って
万人の悩み喜び青空へ
敬意を表して、3句
ぶつくさと悟り言葉の石仏や
あのこの世行き来自在の石仏や
自転する巨大仏の地球かな
2009年11月05日
あなたの人生を至福にする百の詩集(28)
<<あなたの人生を至福にする百の詩集(28)>> 詩評 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフコンサルタント
-------- 北村真詩集 「穴のある風景」 発行 ジャンクション・ハーベスト 定価1800円
A5版 80ページ 18篇 2005年出版
「 ん 」
< ん は はだかである (時のかたわらで) ひざを曲げ (うちゅうの片隅で)
背をまるめ (・・・をうつす くもった鏡のまえに) うずくまる あ から はじまる
ありったけの意味を さっぱり手放してから 唇をとじる 目をつぶる それから ん
は 頭から水をかぶる 折りたたんだ からだをのばす そのまえに >
銭湯愛好家の、銭湯での感慨。「ん」を、身体文字だと発見し、そこに、
人間中心の感情を超えた、命の本質たる宇宙性を見出している。
かの前衛舞踏のごとく。かの古代のお祭りのごとく。確かに、「はだか」
には、偽りのない人間の奥深さがあらわれている。究極のリアリズムは、
決して、物的次元に止まらず、実に多くのやさしさや悲しさを内包しつつ、
自意識や自我を超えた精神・魂へのオープンドアなのだろう。
、
ライフコンサルタント
-------- 北村真詩集 「穴のある風景」 発行 ジャンクション・ハーベスト 定価1800円
A5版 80ページ 18篇 2005年出版
「 ん 」
< ん は はだかである (時のかたわらで) ひざを曲げ (うちゅうの片隅で)
背をまるめ (・・・をうつす くもった鏡のまえに) うずくまる あ から はじまる
ありったけの意味を さっぱり手放してから 唇をとじる 目をつぶる それから ん
は 頭から水をかぶる 折りたたんだ からだをのばす そのまえに >
銭湯愛好家の、銭湯での感慨。「ん」を、身体文字だと発見し、そこに、
人間中心の感情を超えた、命の本質たる宇宙性を見出している。
かの前衛舞踏のごとく。かの古代のお祭りのごとく。確かに、「はだか」
には、偽りのない人間の奥深さがあらわれている。究極のリアリズムは、
決して、物的次元に止まらず、実に多くのやさしさや悲しさを内包しつつ、
自意識や自我を超えた精神・魂へのオープンドアなのだろう。
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